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zoom RSS フミヤに聞いたあのころのこと

<<   作成日時 : 2018/07/12 08:53   >>

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今年、デビュー35周年を迎える歌手、藤井フミヤ。絶大な人気を誇ったチェッカーズのボーカルとして活躍し、解散後、ソロになってからは25年だ。

 歌手活動を振り返るインタビューを先日、行った。

 歌手としての音楽に対する思いや、これからの活動について語るという真面目な部分は記事をご覧いただくとして、今回は、青春ど真ん中がチェッカーズ全盛期だった記者が、「おーっ」と当時の田舎の中高生の気分に戻り、興奮しながら聞いたポイントを。

◎グループ名や「あの」衣装について

「別にチェックが好きで名前付けた訳じゃないんだよね。“響き”で。付けたからにはチェックは身にまとおうとなったけど、東京へ出て、スタイリストさんに全身チェックにさせられた。そこまでチェックか?みたいな(笑)」(心の声…やはり、違和感があったんですね、全身チェックは。)当時、チェッカーズの外見をまねる人が続出し、東京から遠く離れた田舎ですら、前髪の一部だけ長く垂らしたヤンキーが現れた。もちろんフミヤだとかっこよくても一般人がやるとビミョーだった。

◎冷凍車??

(当時の人気ぶりについて)チェッカーズが乗った車を「多い時で追っかけの乗った白タクが30〜40台続いた」そう。「カーチェイスみたいで危なかった」とフミヤ。すごいぞ、追っかけ。チェッカーズをナマで拝むことなど考えてみもしなかった地方出身の記者は、アイドル全盛期の「追っかけファン」の熱さにおののく。「ライブ会場から冷凍車に乗って逃げたり」…。冷凍車? 一瞬何かのドラマで冷凍車に閉じ込められた主人公が間一髪で助けられる、みたいなシーンが頭をよぎったが、冷凍のスイッチはもちろん切って、だよなとワンテンポ置いて気付く。

◎憧れの「ベストテン」

「ベストテンで新幹線が動き出しているのに歌ったり、今の時代なら考えられないような(公共機関などの)協力態勢だった」。ベ、ベストテン…。うちの田舎では当時TBSはテレビで見られず(今は見られます!)、憧れだった番組。見られなかったので検索してみると、中継が行われた場所は新幹線、電車、飛行場の滑走路、高速を走る車…はちゃめちゃだ。緩い、いや、いい時代だったのだ。

◎掛居くん!

「TRUE LOVE」について。ソロになって最初に出した曲で、作詞だけでなく初めて作曲も手掛けた。「ようやく1曲できたんで持っていったら、プロデューサーに『ちょっと弱いな』と言われた。でも、これしかないからしょうがない」。主題歌だったドラマ「あすなろ白書」のせつなーいシーンが浮かぶ。(掛居くん!)あの名曲が、そんな反応を示されたとは。「知ってるコードだけで作ったので、初心者のギター本に必ず載ってる。ギタリストの子が『フミヤさん、僕、初めてギターをコピーしたのがトゥルーラブです』というのが意外と多い」

◎あったんですか??

 そして、弟で、現在もユニット「F-BLOOD」を組む尚之について尋ねると。「こんなに長く、切れることなく、兄弟で、離れ離れにならずに。このままいくとほぼ一緒。良かったなと思う」(どちらかが死ぬまでユニットをやるそうですね?)「それ以外ない。仲違いするということがないんで。もう同じ女を取り合うこともないでしょうしね、年齢的に」…。「じゃあ若い頃はあったんですか!?」という記者の問いかけが聞こえたのか聞こえなかったのか、ふふっと笑みが浮かんでいた。昔のように、ちょっと不良っぽくて、色っぽいフミヤの表情だった。

 インタビューの後、チェッカーズのベストアルバムを手にし、デビュー曲「ギザギザハートの子守唄」を久しぶりに聴いて驚いた。35年前の曲を、4番までいまだに全部覚えていた。チェッカーズに夢中だった当時のクラスメートの顔や、思い出もよみがえる。「歌謡曲」の力、恐るべし。

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